アメリカ南部でのど田舎生活記。同居人は、米人の夫とアメリカンブルドッグたち。ワイワイ言いながら、食べたり飲んだりするのが大好き♪


by peeweemama

ADHD & ADD障害のある生徒たち:番外編2

以前、日本人駐在家族を知ってたんだけど、その人たちがscornersさんのお友達一家と同じような体験をしてるのを見たのね。


その子供は、1年生の時に日本からアメリカの現地校に転校。保護者はもちろん、子供も英語は話せない。ESLはもちろん、日本語の話せるスタッフもいない現地校に通いだした数週間後から問題が起こりだしたのです。
子供が、学校でコンダクト(学校のルールをやぶって、生活態度に問題があった場合に、その日の報告として、担任から保護者へのコメントが連絡帳みたいなものに記録されて家に持ち帰る)をもらってくることが多いとか。
その内容は、授業中に立ち上がって動き回る、しゃべる場面じゃないのに、音を出したり、しゃべったりする。
初めは、もちろん学校側も保護者側も、子供が慣れない環境でストレスがたまってるからかもしれないってことで、こういう態度も順々によくなるだろうって意見一致してたのね。



それがよくなるどころが、その態度はますますエスカレートして、先生が注意すると、それを面白がるような態度をしてみせたりするように、、、


初めは、寛容に見てた担任の先生も、他の生徒もいるのに、そんな態度をとる生徒を無視するわけにもいかずに、保護者に連絡を続けて、その子を校長室へ連れて行ったり、ひどい場合は、担任から体罰(お尻ペンっ!ってやつだったらしい)を受けたことも数回あったみたい。
学校側に、保護者が呼ばれて、通訳の人と一緒に話し合いに言ったことも何回もあったとか。



そんなこんなが続いた数ヶ月後、近所に住んでたわたしに、担任に手紙を書いたんだけど、見てほしいって依頼がきたんです。今までにも、宿題のことやら、連絡帳のコメントについて、通訳してあげたことがあったんで。その日の連絡帳には、担任の先生から、また授業中に動き回って声を出してること、その行動がどれだけ他の生徒に迷惑になってるかが、1ページはんにも渡って、細かく記されてた。
それに対して、この保護者も又2ページの返事を書いて、それをわたしに読んで、内容を確かめてもらいたかったみたいです。



で、その返事の内容を読んで愕然、、、、


電子辞書を使いながら、書いた内容は、文法的にはどうか??って感じだけど、言いたいことはわかるもの。

「日本からやってきて、英語もわからない子供に対するあなたの態度はひどすぎる。子供にだってストレスがあるってわからないんですか?そんなのだったら、あなたが日本へ行ってみればいい。言葉がわからないところで、どれだけ苦労するか身を以て経験すれば、うちの子供にこんな対応しないでしょう。」って内容。(汗)


いや、誰もあなたたちにアメリカに来て下さいって頼んでないけど?この学校を選んで、連れて来たのはあなたたち。アメリカの現地校で英語を話すってのは、周知の事実。田舎の学校に、ESLや自分の母国語を話せるスタッフがいないのは当然。それを覚悟してここに来たはずじゃないの??



と思ったけど、とりあえず言いたいことは何とかわかるように、柔らかく書き換えて「先生と学校に迷惑をかけてるのはわかりますが、うちの子供も一生懸命にがんばってるので、そこのところをわかってほしいです」とか何とか手紙をまとめた。



この担任の先生と大学時代に顔見知りだったわたしは、最後に「わたしは、日本人だからこれまでも通訳してほしいって頼まれただけで、この件に関してわたしの意見はまったく入ってません。がんばってね。」って付け加えておいた。(笑)




この子の場合は、わたしが見る限りでも、ハイパーな傾向があった。英語/日本語に関わらず、どの学校でも問題になる行動をする可能性のある子だったと思う。薬が必要かどうかってのは、わからないけど。

でも、ここで一番問題だったのは、親の担任/学校に対する態度だったと思う。この親は、学校からの連絡があるたびに、子供の前で、担任はわからずやだ、学校はもっと理解をしめすべきだ、ってことを言ってた。そんなコメントを聞いて、親の反応を見て、この子は、担任をバカにする態度をどんどんエスカレートさせたんじゃないかと思う。子供は、親の発言/行動をよく見てる。親が自分の学校のことをよく思ってないと、自分もそれで大丈夫なんだと思うんだろう。



その後も、ごたごたは続いて、この保護者は最後まで「この学校は最低、この担任は最低。学校全体で、私たちをバカにしてる。」と言って、その学年の終わりに、私立の学校に転校させていった。


この話とscornersさんのお友達の件に共通点があるかどうかわからない。でも、今回のことを読んでて、何年かぶりにこの話を思い出した。



わたしが言いたいのは、どんな場合でも学校側は保護者を敵にまわすよりも、仲間として一緒に対処していくのがいいと考えてるってこと。だから、理由がどうあれ、親のプライド/エゴ抜きにして、子供の将来を考えて、学校と一緒にいい方向にすすむといいなと思います。
もちろん、何でも学校の言いなりになるんじゃなくて、同等の仲間として、意見交換/助け合う同士ってことです。それでも、学校側の対処に異議がある場合は、他の道を選ぶしかないだろうけど。今後の報告、楽しみにしてるね〜!
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by peeweemama | 2009-02-15 04:31 | うちの生徒たち