アメリカ南部でのど田舎生活記。同居人は、米人の夫とアメリカンブルドッグたち。ワイワイ言いながら、食べたり飲んだりするのが大好き♪


by peeweemama

無惨な事件

先週の火曜日、放課後の教室で次の日の準備をしてたら、携帯がなった。




その日は、近所の知り合いに引き取られて行った、1月に生まれたうちの子犬たちの一匹が車にはねられて死んでいるのを、通勤途中に見ちゃったわたしは、朝からものすごく動揺してた。ちゃんと子犬の世話をしなかった、その知り合いに対しての怒りと、子犬が可哀想なので、むかむかしながらほとんど半泣きで出勤したけど、学校についてからは、いつもの忙しさでかなり気持ちも落ち着いてきてた。




携帯をバッグから取り出して、着信にでんの名前を見たとたん、また朝のことを思い出して、そのことでかけてきたんだろうと思いながら、急いで電話に出た。



携帯の向こうででんがいきなり 「今日、サンドバレー(地名)で何があったか知ってる?」



わたし 「ううん、何も聞いてないけど?」 (サンドバレーは、友達のチャーリー一家が住んでる地区だから、彼らの家に何かあったのか???)



でん 「ブライアンとジェイニーが殺されたんだよ。」



わたし 「え?何それ?」



でん 「昨日、二人ともジェイニーの弟に殺されたんだよ。」



でんの言ってることは聞こえてるけど、自分の耳で聞いたことがまだ信じられなくて、かなり困惑、、、、



でん 「同居してたジェイニーの弟が、二人を殺して、一晩中子供3人を監禁、今朝早く、なんとか逃げ出したBK(15歳の男の子)がおじいちゃんのところに駆け込んで、やっと発覚したんだ。警察が現れた時に、その弟も自殺したらしい。」



。。。。。。。。




ブライアンは、チャーリーの妻ティナの従兄弟で、すごく器用な彼は、副業として大工仕事やメカニックをしてた関係もあって、わたしたちと仲良くなった。趣味が似てるでんとブライアンは、お互いに通じるところがあったらしい。でんのトラックの修理をしてもらったかわりに、でんがブライアンの庭の整地をやってあげたり、、、




でんは、土曜日にもブライアンの家に寄って、話したばかり、、、、




こんな事件って、大都会で起こるもので、こんな田舎で起こるものじゃない、、、、




まさか、こんな身近な人たちが犠牲になるなんて、信じられない。




その夜、被害にあったブライアンの子供たちに会いに行った。





ショックで、かなり動揺してる様子だけど、それでもまだこんな事件が、自分たちの現実だって実感がない様子、、、、
まだまだ子供の彼らは、大きくなるにつれて、これからもっとツライ思いをするんじゃないかと思うと、涙が止まらなかった。





ブライアンはすごく優しくて、誰にもうらまれるようなことがなかった人。





妻のジェイニーはそこまで知り合いじゃなかったけど、この二人、性的犯罪で刑務所に入ってたジェイニーの弟を出所後受け入れて、住むところを与えてあげた唯一の家族だったらしい。




その弟に殺されるなんて、、、、




わたしもでんも含めて、この弟が犯罪者だなんて、まわりはまったく知らなかった。




性的犯罪者は、出所後も住所を登録して、いつでも居場所がわかるようにしてないといけないって法律がある。登録された犯罪者/元犯罪者の情報は、コンピューターに登録されて、誰でもすぐこの情報を手に入れることができる仕組みになっている。




だから、ちゃんと住所登録してない犯罪者は、警察に捕まることになる。




話によると、どうも彼が性的犯罪者っていうことが、他の人たちにばれそうになり、ブライアンたちは自分たちが、弟をかくまったってことで、共犯にならないように、この弟に出て行くように言ったらしい。




これが事件の引き金、、、、、(絶句)




あれから、夜自分の家の中にいても、音に敏感になってるわたしがいる。



事件から数日間は、夜も寝れなかった。



少しでも外で音がすると、すぐ起きて、家中の戸締まりを確認したり、、、、




そのまま寝ちゃったら、次の日がこないんじゃないかっていう不安にかられた。



毎日ちょっとしたことでいらいらしたり、些細なことで夫婦喧嘩したりしてることが、ものすごくちっぽけに思える、、、、



あんまりにも身近に起こった事件に、改めて自分のあり方を考えさせられてます。




ブライアンとジェイニーの冥福を祈って、、、、、
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by peeweemama | 2006-08-28 14:09 | American Life