泣く3年生 ー その後
2007年 09月 24日
先週の月曜日は早めに出勤して校長に、アンディーの母親との会話のことを話すつもりだった。でも彼が出勤してきたのが遅かったため、仕方なくこの学期、近くの大学からうちのクラスに研修に来てる生徒が登校してきた後、クラスを見てもらって校長室に出向いた。
電話でアンディーの母親と話したことを伝えて、校長室のある校舎を出るところで、アンディーの母親と出くわした。(汗)
校長室で、校長、教頭、カウンセラーとアンディーの母親でまずミーティング。校長は、アンディーの母親の話を聞いた上で、クラスを変えるつもりがないことなんかを説明。その後、わたしもミーティングに呼ばれた。またまた、大学の研修生にクラスを見てもらって、教室を後に、、、
うちの小学校に赴任してきた新教頭は、30代で3年生の子供を筆頭に3人の母親。一番上の子が、アンディーのようにいつも自分にプレッシャーをかけて、いい成績を取ったりする性格だと説明した上で、いかに3年生になって勉強量が増えたこと、勉強の内容が難しくなった事なんかを話してくれた。この人は、うちのおっとり、のんびりした、あまりリーダーシップとして貫禄のない新校長と全く反対の性格で、問題を明らかにさせて、解決法を話し合ったりして、ミーティングを進めるのがうまい。ばりばりのやり手系。
みんなの話を聞いた上で、これはアンディーが、担任であるわたしに気に入ってもらえるように、ミスをしないようにって性格が関係して、すぐ泣く原因になってると思えるんで、しばらくはわたしが大げさにアンディーに優しくすることで解決するだろうと結論が出された。わたしも、アンディーの学校での態度は随分よくなってるし、このまま良い方向に向かって解決されると思うこと、即決で治る問題じゃないから気長にみんなで対処するのが一番だと思ってることを告げた。
自分のグループがうるさかった時、注意されたことがあったのがものすごく心配のタネになって、家でもそればっかり話すと言うことで、彼女を他のグループに移動させるのがいいとも言われた。(←これはかなり行き過ぎの対処だと思うけど、、、、)
アンディーの母親は、わたしに不満があるわけじゃないけど、どうしても泣くアンディーに耐えられないと言った。そうして、今までに野球の練習中にミスをしたアンディーに、大声で怒鳴った自分と、野球のコーチのせいで、アンディーがその場にうずくまって泣き、野球をそれ以来やめてしまったこと、以前の学校で体育の先生をこわがってたアンディーを心配して、その先生が経営してたガソリンスタンドまで、放課後アンディーを連れて行って、仲良くなったことがあることなんかを話した。
今までにも、新しい学年/環境に慣れるまで、アンディーは1週間は泣いたらしい。
話を聞けば聞くほど、過保護だなぁ、と感じてしまう。子供なんだから、こういう体験は誰でもあることなんじゃないかな。わたしだって、もちろん新しい環境がコワかった記憶はあるし。だからって、その度に親がしゃしゃり出てたら、子供が成長しないんじゃないの?
わたしには子供がいないけど、自分が子供の頃のこと考えてみても、うちの親の対処は簡単に想像できる。
「ぐちぐち言ってないで、がまんしなさい」
もちろん、親が出てこないといけない場面もあると思うけど、これはちょっと違うと思う。自分のグループが注意されたのが、どうしても気が気じゃないから違うグループに移そう、ってのなんて、ほんと納得がいかない。グループ行動は、今の子供たちにとって一番学ばなきゃいけないこと。もちろん、グループが注意されて、それでもしゃべったりする生徒は、コンダクトをもらうはめになるけど、そうじゃない生徒はコンダクトをもらうことなんてない。それは、新学期からずっとうちのクラスでやってるから、誰でもわかること。
生徒それぞれ違う性格/学習法があるってのは、重々承知してるけど、アンディーのあまりの神経質ぶりにはかなりあきれてる。お願いだから、さっさと泣き止んでくれ〜
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電話でアンディーの母親と話したことを伝えて、校長室のある校舎を出るところで、アンディーの母親と出くわした。(汗)
校長室で、校長、教頭、カウンセラーとアンディーの母親でまずミーティング。校長は、アンディーの母親の話を聞いた上で、クラスを変えるつもりがないことなんかを説明。その後、わたしもミーティングに呼ばれた。またまた、大学の研修生にクラスを見てもらって、教室を後に、、、
うちの小学校に赴任してきた新教頭は、30代で3年生の子供を筆頭に3人の母親。一番上の子が、アンディーのようにいつも自分にプレッシャーをかけて、いい成績を取ったりする性格だと説明した上で、いかに3年生になって勉強量が増えたこと、勉強の内容が難しくなった事なんかを話してくれた。この人は、うちのおっとり、のんびりした、あまりリーダーシップとして貫禄のない新校長と全く反対の性格で、問題を明らかにさせて、解決法を話し合ったりして、ミーティングを進めるのがうまい。ばりばりのやり手系。
みんなの話を聞いた上で、これはアンディーが、担任であるわたしに気に入ってもらえるように、ミスをしないようにって性格が関係して、すぐ泣く原因になってると思えるんで、しばらくはわたしが大げさにアンディーに優しくすることで解決するだろうと結論が出された。わたしも、アンディーの学校での態度は随分よくなってるし、このまま良い方向に向かって解決されると思うこと、即決で治る問題じゃないから気長にみんなで対処するのが一番だと思ってることを告げた。
自分のグループがうるさかった時、注意されたことがあったのがものすごく心配のタネになって、家でもそればっかり話すと言うことで、彼女を他のグループに移動させるのがいいとも言われた。(←これはかなり行き過ぎの対処だと思うけど、、、、)
アンディーの母親は、わたしに不満があるわけじゃないけど、どうしても泣くアンディーに耐えられないと言った。そうして、今までに野球の練習中にミスをしたアンディーに、大声で怒鳴った自分と、野球のコーチのせいで、アンディーがその場にうずくまって泣き、野球をそれ以来やめてしまったこと、以前の学校で体育の先生をこわがってたアンディーを心配して、その先生が経営してたガソリンスタンドまで、放課後アンディーを連れて行って、仲良くなったことがあることなんかを話した。
今までにも、新しい学年/環境に慣れるまで、アンディーは1週間は泣いたらしい。
話を聞けば聞くほど、過保護だなぁ、と感じてしまう。子供なんだから、こういう体験は誰でもあることなんじゃないかな。わたしだって、もちろん新しい環境がコワかった記憶はあるし。だからって、その度に親がしゃしゃり出てたら、子供が成長しないんじゃないの?
わたしには子供がいないけど、自分が子供の頃のこと考えてみても、うちの親の対処は簡単に想像できる。
「ぐちぐち言ってないで、がまんしなさい」
もちろん、親が出てこないといけない場面もあると思うけど、これはちょっと違うと思う。自分のグループが注意されたのが、どうしても気が気じゃないから違うグループに移そう、ってのなんて、ほんと納得がいかない。グループ行動は、今の子供たちにとって一番学ばなきゃいけないこと。もちろん、グループが注意されて、それでもしゃべったりする生徒は、コンダクトをもらうはめになるけど、そうじゃない生徒はコンダクトをもらうことなんてない。それは、新学期からずっとうちのクラスでやってるから、誰でもわかること。
生徒それぞれ違う性格/学習法があるってのは、重々承知してるけど、アンディーのあまりの神経質ぶりにはかなりあきれてる。お願いだから、さっさと泣き止んでくれ〜
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by peeweemama
| 2007-09-24 11:33
| うちの生徒たち