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アメリカ南部でのど田舎生活記。同居人は、米人の夫とアメリカンブルドッグたち。ワイワイ言いながら、食べたり飲んだりするのが大好き♪


by peeweemama

ハロウィーンすっぽかして、、、

昨日は、学校でも生徒たちは仮装してきていいっていわれてて、一応宗教の関係で「ハロウィーンパーティー」は禁止されてるけど、一般的にいってまだまだハロウィーンは子供たちに人気のイベントなんで、名前だけを取り替えた「スペシャル スナック」 ー その名も特別のお菓子(そのままやん、、、)として、いつものおやつの時間(普段は生徒たちそれぞれ、家からおやつを持って来るか、学校でジュースやスナック菓子を買うかする)に、保護者に頼んでお菓子やらなんやらの差し入れをしてもらった。





大体、ハロウィーンは仮装/トリック オア トリーティング/パーティー/お化け屋敷ってのが売物(?)なんで、トリック オア トリーティングやお化け屋敷こそ学校ではしないものの、ものすごい数のおやつを差し入れしてもらって、生徒たちは山のようにおやつを持って帰るんで、日本のお地蔵さん祭りだっけ?を思い出させてくれる。





うちの地元では、お地蔵さんに地域の人たちから、いっぱいお供えされたものを、子供たちにわけるっていうのが、子供たちの楽しみだったんだけど、あれってどこの地域でもあるもんなんだよね、きっと。(←あんまり自信のないコメント)





それで、わたしもクラスの中の保護者に頼んで、おやつの差し入れなんかも段取りをして、同僚たちとお揃いの「修道女」の衣装も用意して、準備万端だった。





でも、この頃ずっと気になってたのが、博士課程のクラスメートアンジェラの卒論プロポーザルのディフェンス(卒論は、6章くらいから成り立ってて、最初の3章で研究の目的、理由、過去文献の比較、自分の研究の内容なんかを明らかにする)。





卒論を仕上げるまでの段階は、この課程の必修科目となるクラス、自分で選択したクラスを取得した後に、筆記試験を受けてから卒論制作に入って、その後まず卒論の最初の3章を完成させる。完成させた後、担当教授も含めて約5−7名の教授に、それを提出、そしてプレゼンテーションを行う(プロポーザル ディフェンス)。





ここで、色々質問やらされて、教授全員がオッケーを出してくれたら、やっと実際の研究に入れるのだ。もちろん、オッケーもらえなかったら、またやり直して出直し〜




無事にこのオッケーをもらってから、自分の研究に入り、それを終わらせた後、残りの章に結果と結論なんかを書き上げて、またまた提出。それから教授たちの前でプレゼンをして、また色々と質問されて(卒論ディフェンス)、ここで全員からオッケーをもらえたら、やっと卒業できる。




って、長々書いたけど、ほんとは10月初めにプロポーザルのディフェンスをするはずだったアンジェラのスケジュールが、教授の都合で昨日になったのだ。





わたしは、今年違う学区に移ったばっかだし、ちょうどその日がハロウィーンだったしで、休みとりたくないなー、と思ってたんだけど、この過程をもうすぐ通る予定のわたしは、どうしてもその前に実際のプロポーザル ディフェンス工程を見てみたかったから、ハロウィーン前日、学校が終わってから臨時教員の人探し出して、休みを取る事にした(無理矢理、、、、苦笑)





わたしにとって、先生って仕事はもちろん大事だけど、今のところ自分の学業が一番大切ってのが正直な気持ち。






この前もでんとそういう話しをしてて、「今手がけてるこの事業がうまくいったら、すっごい収入増えるから、そうなったら、おれ新車買うぞー!」とかってほざいてる(夢見てるとも言う、、、、)でんに、「お金に余裕ができて、わたしが働かなくていいようになったら、休職して大学院でめいっぱい研究に時間を費やしたいわー」って言って、白い目で見られたばっか。(苦笑)





「一体いつんなったら卒業するんだよ???」ってまた聞かれたけど、それはまさに教授の気分次第、、、、、って感じです、はい。(笑)






なんか、話はとびまくってますが、アンジェラのプロポーザルは無事終了。結果はオッケーってことで、彼女は晴れて研究へとすすめることになった。やったね〜〜〜〜〜!って抱き合って喜んだんだけど、こういう喜びを分かち合えるクラスメートに出会えるのも、学生でいる楽しみの一つなんだよねぇ。





うだうだ書きましたが、結局は思い切ってハロウィーンすっぽかして良かった、ってこと言いたかっただけなんです。(笑)

読んでくれてありがとう♪
by peeweemama | 2006-11-02 13:57 | Graduate School